2011年 06月 28日
私はこれがはじめての投稿になります。 はじめに東日本大震災で被災された方々、原発事故で今も避難を余儀なくされている方々の一日も早い復興と、一刻も早く健康で健全な生活が戻ることを、心よりお祈り申し上げます。 僕には娘がふたりいます。 パパ2年目をむかえ、親になってはじめて芽生える感情があることを日々実感する毎日です。 この2人のためならなんでもできる気がします。 2人が少しでも安全に、健康に育ってくれることだけが今の望みであり、願いでもあります。 そんな親はごろごろと、どこにでもいるわけで、むしろ親ならみんなそう思っているはずです。 だから原発はいりません。 原発に対して良くは思ってないけど、そんなに声を荒げる必要はない。 と言う人もいるでしょう。その多くの人たちがこう主張するのです。 リスクは原発だけじゃない。たしかにそのとおりです。 放射能がどれくらい恐いかなんてわからない。そのとおりです。 国策を大きく転換させることによって生まれる歪みを、今の政府が処理できるのか。わかりません。 自分一人が声を出してもなにも変わらない。そうかもしれません。 2011年4月まで、僕もそう思っていました。 しかしそれからいろいろな情報を吟味し、友人と討論しながら一つの結論に達しました。 僕は自分の子供にこんな思いはさせたくない。 今後、フクシマの人々にどのような症状が出るのか、出ないのか、はっきりと断言できる人なんていないはずなのに、『安全』だけがとりあげられ、リスクや症例についての情報はデマと一蹴されるなどということは異常としか言いようがありません。 僕たちはチェルノブイリを、ヒロシマを、ナガサキを、そしてフクシマを知っています。 そして新潟水俣病という、国策によって人生を翻弄された人たちを知っています。 きっと、フクシマでは同じようなことが起こっています。 事故の重大性に気付くのはきっと数年後。 そのころに再び反原発の空気は高まるかもしれません。 しかし、そのときでは遅いかもしれない。 いつ、どこで、なにが起きるのか。だれにもわからない。 それが今回の震災で多くの人がもっとも強く感じたことではないでしょうか。 そうです。刈羽が事故になる可能性も十分にあります。 むしろ中越沖地震で傷んでいるぶん事故の起きる確率の方が高いかもしれない。 そうなれば長岡市はもちろん、新潟市も被爆地となるでしょう。 これは天気予報の雲の流れをみればごくごく当たり前のことです。 故郷を追われ、家族は離散し、財産を失い、職を失い、数年後に子供が苦しむ。 それが今フクシマで起こっていることです。 こんなことは、もう二度とあってはならない。少なくとも僕は嫌だ。 そしてそれを防ぐには、すべての原発を、一刻も早く廃炉にすることだけです。 自分の声はたった1つ。 しかし何も言わなければゼロです。 心の中でどんなに反対でも、声を出さなければ 『今の国策、原発推進に賛成である』 ということになるのです。なってしまうのです。 これは意思ではなく、行動でしか表せません。 だから僕はデモに参加するのです。 世論というのは国を動かす力があるはずです。 なければ民主主義ではない。 新潟では、今200人以上の人が声を上げてくれています。 もちろんこんな人数ではまったく話にならない。 しかし声を出せないでいる人はその何十倍、何百倍もいるはずです。 今、そういう人たちの決断に、今後の新潟の、日本の未来は委ねられていると思います。 多くの人が、原発という国策の矛盾に気付いているはずです。 それを、いかに声に出せるか。出してもらえるか。 その、ほんのきっかけにでもなればと思い、このブログに参加させてもらいました。 とりとめもなく長くなってしまいましたが、言いたいことは単純です。 子供を健康に、おいしい野菜をたくさん食べさせて、のびのびと外で遊ばせて育てたい。 それにはただ1人の声、行動が今必要だと、ただそれだけです。 このブログをご覧になって、少しでも行動してみようと思う方がいればうれしいかぎりです。 デモに参加してみようと思う方が出て来てくれたらこれ以上のことはありません。 勇気を出して話してみてください。 僕のように、心強い友人と出会えるかもしれません。 (tsubo23) #
by nonukes_niigata
| 2011-06-28 00:52
| 2011年6月コメント
2011年 06月 27日
京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんが5月23日に開催された参議院行政監視委員会に参考人として出席された。話のテーマは「原発事故と行政監視の在り方」であった。その話の締めくくりに引用された、マハトマ・ガンジー「7つの社会的な罪」を以下に紹介します。(by Ben 10people10color) Politics without Principles 理念なき政治 Wealth without Work 労働なき富 Pleasure without Conscience 良心なき快楽 Knowledge without Character 人格なき学識 Commerece without Morality 道徳なき商業 Science without Humanity 人間性なき科学 Worship without Sacrifice 献身なき信仰 *当ブログでは、新潟県内で行われる脱原発アクションの情報を募集しています。提供をいただき、確認の取れた情報は随時掲載いたします、どうぞ気軽にお寄せください。なお、連絡の際は、 nonukesniigata(a)gmail.com までお願いいたします((a)を@に変換願います)。 また、当ブログに対するご意見・ご感想も上記アドレスにてお待ちしておりますのでよろしくお願いいたします。 #
by nonukes_niigata
| 2011-06-27 23:29
| 2011年6月コメント
2011年 06月 26日
原発事故により、私たちは不安な毎日を過ごすことを余儀なくされています。 今日は私が参考にしている原発関連情報のサイトを紹介したいと思います(ちなみに私はこれが初めての投稿です、はじめまして)。多くの方々の参考となればと思っています。尚、情報に関しましては、あくまで参考としてご自身で判断ください。 新潟県の情報 新潟県 http://www.pref.niigata.lg.jp/ 新潟日報 http://www.niigata-nippo.co.jp/ 「新潟県」のHPでは新潟市、長岡市、阿賀町、南魚沼市、新発田市、上越市の1時間ごとの放射線測定データ(大気中)を見ることができます。また、放射線物質検査結果(農畜水産物、母乳、河川水、水道水、下水道)についても確認できます。 柏崎刈羽原子力発電所について 柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会 http://kkheisa.blog117.fc2.com/blog-entry-80.html 原発関連の最新の情報 自由報道協会 http://fpaj.jp/ 岩上安身オフィシャルサイト http://iwakamiyasumi.com/ 東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/ 毎日新聞 http://mainichi.jp/ 岩上安身さんのUstream(動画共有サイト)チャンネルでは連日東京電力会見、保安院会見、統合会見等が生中継で配信されています。映像によってはアーカイブも閲覧可能です。 原子力問題について 原子力資料情報室 http://cnic.jp/ よくわかる原子力 http://www.nuketext.org/ 子どもを守ろう SAVECHILD http://savechild.net/ 「よくわかる原子力」のHPはキッズページが設けられており、わかりやすく原子力について解説されてあります。また、「子どもを守ろう SAVECHILD」のHPは放射能拡散予報が掲載されています。外出時の参考になさってください。(T) #
by nonukes_niigata
| 2011-06-26 21:45
| サイト紹介
2011年 06月 25日
畑で野菜を作り始めて今年で5年程だろうか。 不精が祟ったせいなのか、いつまで経っても上達せずに困っている。 何といっても草取りが頭を悩ます。 それでも、多少であれ育て上げることの出来た野菜を収穫し食べるのは何とも言えない喜びだ。 この間は鶏糞と雑草とで作っている肥料の切り返しを行った。 この作業は臭い。だが、赤くて小さいたくさんの元気なミミズたち(釣りに最適)を確認できた。 ちょっと気持ち悪い気もするのだが、彼らはとても大切である。彼らが土を作ってくれている。 その後ズッキーニを何本か収穫した際、そこに1センチ程のカマキリを見つけた。 捕まえて手のひらで少し眺めてから逃がしてやった。どこか嬉しい気持ちになった。 極力農薬や化学肥料を使わないように心がけているためか何なのか、畑には虫(や蚊などの羽虫は特に)が多いような気がしている。もちろん雑草も多い。 さて、ここで初心者の戯言を一つ。「畑に大切なのは土、土作り。そして水、水やりの加減。」 上の戯言から出発した場合に、自然と私の関心事は、雨や風によってどれくらいの放射性物質が畑に運ばれてきているのだろうか、ということになる。そして、現在も後々までも本当に大丈夫なのだろうか、という疑念がいつまで経っても消えないでいるのである。 もうしばらくすると梅雨も明け、蝉が鳴きだす夏の到来である。 蝉たちがいつもの通りに元気な姿を披露してくれることを望んで止まない。(by Ben 10people10color) #
by nonukes_niigata
| 2011-06-25 13:13
| 2011年6月コメント
2011年 06月 24日
原発事故関連の報道の中で、これまで魚についてのものが幾つかあった。 それは例えば次のようなものだったと記憶している(情報の整理をしていない為曖昧な記述ですがご容赦ください)。 鮎・ワカサギから放射性物質を検出(福島) ヤマメ・ウグイから放射性物質を検出(福島) 今頃鮎は既に海から川に入り、母川に向かって遡上していることだろう。好物の鮎を狙って追いかけているのは鱸(シーバス)だ。 ヤマメには俗に陸封型と海降型とがあるが、海降型は月日を経てサクラマスとなり母川へ帰ってくる。 魚たちも、釣り人にとって親しみのある魚たちも深く影響を受けてしまっている。 長く釣りを趣味として楽しんできた私にとって、上のような報道は原発事故の問題が日常と深く関わっていることを痛感させるものだ。ましてや隣の福島の話だ、決して他人事とは思えない。 釣り人としての習慣だろうか、私には普段から外出の度に遠くの煙突から排出される煙を眺め風向きを確認する癖がある。この行為は、少なくとも釣りに関していうのならば、大切だ。なぜなら、風や潮を読むことが出来るか出来ないかは釣果に直結するからだ。それに、風向きを知ることは普段でも何とはなしに役に立つ気がしている。 ただし、3.11以降私が煙を眺める際に気にしているのは、風が東風かそうでないかだ。 「福島からの風」がどことなく不安であるからだ。いや、不安を覚えて仕様がないからだ。 私にとって単なる日常の行為であった、煙を眺めて風向きを知るという行為。この行為から私が受け取るものがどこか変わっているようで残念でならない。 銀山湖のイワナ釣り(『フィッシュ・オン』、新潮文庫)で新潟とのゆかりがある開高健さんが存命であったのならば、原発事故についてどのように考えたことだろうか。(by Ben 10people10color) #
by nonukes_niigata
| 2011-06-24 12:47
| 2011年6月コメント
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