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No nukes! Niigata!

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2011年 06月 23日 ( 3 )


2011年 06月 23日

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6月11日、「原発いらん!新潟パレード」に参加した。
パレードには200人程が参加、3.11以降新潟で行われた原発反対デモの中では最大の参加者数であった。

当日はパレードに先立ち集合場所でもあった石宮公園(新潟駅万代口近く)でリレートークが行われた。その中で私の胸に一番切なく響いたのは福島の女性の声だった。

「新潟は(人数が)これだけなんですか?」

私は一人の新潟市民、新潟県民として、この言葉を重く受け止める必要があると思う。
そして、福島原発事故の問題を決して他人事にしてはいけないと思う。

会社で、学校で、福島原発事故について本音で話すことができるだろうか。
仮に話すことが出来ても、申し訳程度に触れるだけで、誰がどのように考えているかを知ることは出来ないのではないだろうか。
ましてや自分の意見を述べることなどは難しいことなのではないだろうか。

隣の福島はフクシマ、原発事故のFukushimaと世界中が認識しているような大変な状況であるというのに。

福島原発事故の問題はあまりにも大きく、また情報も多いことから頭の中で整理が進まないのが実際のところだが、既に否が応でも非常に多くの人々の生命に関わる大問題なのだと認識している。そして心配される影響の深刻さ故に、強く反対を唱えなければならないと考える。それは、今生きているものとして取るべき立場であると考える。

私は、今何が出来るのかを自問し、出来ることをしなければならないと思う。
新潟市で、あるいは新潟県内で、今現在おそらくは点々としている意識が繋がり得る場の一つとしてこのブログを活用したいと考えている。
特に、普段の、日常の生活から生じてくる思いを共有したい、もしくは思いを発信したい、と考えている。

何よりも福島は新潟の隣である。
新潟には福島同様東電の原発がある。
柏崎刈羽原子力発電所は地球で最大規模の原発である。

そして、他にも現在の福島原発事故の問題に関連付けられるような、それらを知ると無関心でいられなくなるような新潟の歴史があるように思う。それらは例えば、第二次大戦時新潟は原爆の投下候補地だったこと、阿賀野川で発生した新潟水俣病のこと、そして1996年に実施された住民投票の結果を受け撤回された巻原発の建設計画のこと、などだ。

新潟で出来ること、新潟が出来ることがきっとあるはずだ。
それについて考えていくことがこのブログで出来れば幸いだと思う。(by Ben 10people10color)

by nonukes_niigata | 2011-06-23 22:02 | 2011年6月コメント
2011年 06月 23日

坂口安吾 『堕落論』

坂口安吾『堕落論』の一部を紹介します。(+印枠内、『ちくま日本文学全集 坂口安吾』、筑摩書房、p-228) (by Ben 10people10color)


戦争に負けたから堕ちるのではないのだ。人間だから堕ちるのであり、生きているから堕ちるだけだ。だが人間は永遠に堕ちぬくことはできないだろう。なぜなら人間の心は苦難に対して鋼鉄のごとくでは有り得ない。人間は可憐であり脆弱であり、それ故愚かなものであるが、堕ちぬくためには弱すぎる。人間は・・・(中略)・・・人は正しく堕ちる道を堕ちきることが必要なのだ。そして人のごとくに日本もまた堕ちることが必要であろう。堕ちる道を堕ちきることによって、自分自身を発見し、救わなければならない。政治による救いなどは上皮だけの愚にもつかない物である。

by nonukes_niigata | 2011-06-23 16:26 | 2011年6月コメント
2011年 06月 23日

宮内勝典さん「海亀日記」(2011年6月21日付)の紹介

宮内勝典さんのホームページ「海亀通信」中の「海亀日記」(2011年6月21日付分、*印枠内)を以下に紹介します。
なお、「海亀通信」にはリンク自由であるとの記載があるので、リンク先を以下に貼り付けます。(by Ben 10people10color)

http://pws.prserv.net/umigame/

2011年6月21日
所用があって、三日ほど小樽へ行っていた。小樽商科大学でスピーチをしたとき、福島原発の事故について触れた。いつのまにか気がついてみると、この狭い地震国に54基もの原発が林立していていた。わたしたちが無関心のまま暗黙の同意をしてきたからこそ、こうなったのではないかと語ったあと、ポーランドの作家ヤセンスキーの『無関心な人々の共謀』の一節を朗読した。

敵を恐れることはない……敵はせいぜいきみを殺すだけだ。
友を恐れることはない……友はせいぜいきみを裏切るだけだ。
無関心な人びとを恐れよ……かれらは殺しも裏切りもしない。
だが、無関心な人びとの沈黙の同意があればこそ、 地上には裏切りと殺戮が存在するのだ。

外へ出てキャンパスで一服しながら、松山巖さんと話しあった。松山さんは『無関心な人々の共謀』を聞きながら、ふっと思いだしたことがあるという。敗戦後、あの戦争は国策であって、自分たちはやむなく加担せざるを得なかったのだという言い訳や言説が、世間にひろがっていた。そうした風潮に対して、坂口安吾が、
「嘘つけ、嘘つけ、嘘つけ!」
と烈しく書いているが、その一節を思いだしたと松山さんは語ってくれた。


by nonukes_niigata | 2011-06-23 16:19 | 2011年6月コメント