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2013年 04月 03日

にいがた記者日記:建前と本音=高木昭午 /新潟

にいがた記者日記:建前と本音=高木昭午 /新潟(毎日新聞 4月3日 地方版)

東京電力はこの1年で福島第1原発事故に関する見解を変えた。少なくとも建前上は変えた。昨年6月の東電の報告書は事故を「予想困難な津波が原因」と位置づけた。だが今年3月の報告書は「予想困難を理由に天災として片付けてはならない」「防ぐべき事故だった」と反省した。

「天災」と主張する限り「次の天災でまた大事故になる」との指摘に反論できない。東電は問題点を認めて改善策を提示し、原発再稼働に向け信頼を得たいのだろう。

この反省はどこまで本音なのか。原子力規制委員会の、地震・津波に関する安全基準作りの会合で2日、東電を含め各電力会社で作る「電気事業連合会」の代表は、基準緩和を求める方向の主張を繰り広げた。原発は活断層の上にも安全に作れる場合がある▽設計で想定する津波が来た時、多少なら原発敷地内に浸水してもよい▽全原発が一律に備えるべき地震の基準は低めでよい−−。言葉通りではないがこんな趣旨だった。

会合では電事連に厳しい指摘も相次いだから、この主張が通るかは不明だ。だが聞いていて、電力各社の謙虚さや反省の念を疑いたくなった。


(posted by Ben 10people10color)

by nonukes_niigata | 2013-04-03 20:28 | 2013年4月コメント


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