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2013年 02月 20日

にいがた記者日記:原発と映画=塚本恒 /新潟

にいがた記者日記:原発と映画=塚本恒 /新潟(毎日新聞 2月20日 地方版)

いい意味で予想を裏切られた気がした。今月2日に県内初の試写会が開かれた映画「渡されたバトン さよなら原発」(池田博穂監督)だ。旧巻町(現新潟市西蒲区)で原発建設計画が浮上し、住民投票で中止になるまでの町民らの人間模様を描く映画だ。

「さよなら原発」と銘打つからには、声高らかに脱原発を叫ぶのだろう。そんな予想とは反対に、映画では原発建設を期待する町民の姿が強調される。建設用地購入費などで「億単位の金が入る」と期待する町民たち。デモで原発反対のシュプレヒコールを上げる漁労の組合員も、巨額の補償金を得た途端「幸せなら手をたたこう」と歌い踊る。

単なる皮肉ではないと思うのは、主人公の日本料理店店主のセリフだ。「うちは原発推進派の人が集まる店なんだ」。安定した生活を守ろうと願うがために、原発推進に傾く姿が感じられた。

池田監督は「賛成派、反対派ともに傷ついた。双方の人間ドラマを描きたかった」と語った。動かそうとも止めようとも、原発は住民に大きな影響を及ぼす。国や電力会社の関係者にこそ、この映画を見てもらいたいと感じた。


(posted by Ben 10people10color)

by nonukes_niigata | 2013-02-20 20:28 | 2013年2月コメント


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