人気ブログランキング |

No nukes! Niigata!

nonukesngt.exblog.jp
ブログトップ
2012年 04月 17日

『動員の革命』 by 津田大介さん

私はこの本を大変興味深く読みました。下の引用は本の一面に過ぎませんので、ぜひ一読されることをオススメします。本文中はカタカナ表記が多く、あるいは読みづらいかも知れませんが、ソーシャルメディアについての説明、ソーシャルメディアがもつインパクト、ソーシャルメディアの可能性などが、いくつかのインタビューを交えながら解説されています。

『動員の革命 ソーシャルメディアは何を変えたのか』、津田大介、中公新書クラレ、2012年。

『動員の革命』 by 津田大介さん_d0235522_2238690.jpg・・・ソーシャルメディア革命とは、「動員」の革命なのです。
とにかく人を集めるのに長けたツールです。人を集めて行動させる。まさにデモに代表されるように、人が集まることで圧力となり、社会が変わります。そのソーシャルメディアの可能性が最大限発揮されたのが、「アラブの春」でした。(p-42)


・・・つまり、社会運動で重要なのは、1人で飛び出したときに追随する2人目をどうつくるか、ということなのです。2人目が一緒に踊り始めれば、3人目、4人目も自然と発生します・・・ソーシャルメディアがきっかけで大なり小なりムーブメントが起こっているのは、ソーシャルメディアに「最初のフォロワー」を生み出しやすい仕組みが内包されているからなのです。(p-47)

・・・(モーリー)ポップ・カルチャー、アンダーグラウンド、カウンター・カルチャー、レイブ、薬物摂取にいたる悪の美学の流れ。そして、格差を是正したい、心ある生き方がしたいというエコロジカルな流れ。欧米ではその2つが有機的に統合しているんです。日本だと、まだそれぞれのサブカルチャーがお互いのことを知らない。だから、大麻合法化の話とエコロジーの話を一緒にするなんて、けしからんと言うわけです。潔癖なんです。それを乗り越えて、大人な運営ができればいい。原発の問題だって、東電と話をつけるのが一番早いと脱原発の人が思うぐらいになると、もっとすっと実務的に進められるでしょうね。
(津田)そのための場所として、ソーシャルメディアは可能性がありますよね。それら全てを統合するような、ぐちゃっとした特性がありますから。(p-94)


(posted by Ben 10people10color)

by nonukes_niigata | 2012-04-17 22:39 | 2012年4月コメント


<< 原告2人、思い切実 柏崎刈羽原...      『希望 行動する人々』 by ... >>