No nukes! Niigata!

nonukesngt.exblog.jp
ブログトップ
2012年 03月 05日

「3.11 メルトダウン トーク&スライド」 に参加して

d0235522_115664.jpg昨日3月4日(日)に新潟市中央図書館(ほんぽーと)で開催された「3.11 メルトダウン トーク&スライド」に参加してきました。

フォト・ジャーナリストの豊田直巳さんと、福島県飯館村で酪農を35年営んでこられた長谷川健一さんによるトークは非常に濃い内容でした。会は大変な盛況で「2時間半は瞬く間に過ぎていった」という思いをしたのは、決して私だけではなかったでしょう。

以下に私が取ったメモを箇条書きにします。そもそもトークの内容を忠実に記せるかどうかに疑問がありますし、また当方に時間がなくこのような紹介で心苦しいのですが、それでも参考にしていただけたら幸いに思います。
なお、震災と放射能汚染に関する写真の展示が引き続き6日までほんぽーと1階で行われています。写真展は、大変多くの方々の関心を集めているようで、とても賑わっていました。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

・「(放射能測定値など)数字に対する感覚がマヒしている。3.11以前の数値と比較していくことが大切だろう」(豊田さん)
・「(避難地域内の)農家は、飼育してきた豚を、注射で殺さざるを得なかった。中には3.11以降に生まれた豚もいて、そのような豚は(人間が豚を殺すのを見ているので)なかなか人間に慣れない。なかなか慣れないものだから、餌を与えて徐々に慣らしていって、それからやはり注射で殺した」(豊田さん)
・「飯館村は、6,700人、1,700世帯ほどの村。現在では、2,700世帯ほどに増えている。これは家族が分断されているためだ」(豊田さん)
・「がんばろう福島、という言葉が嫌いだ。どうして福島ががんばらねばならないのか。もう十分にがんばってきた(ここまで、飯館村の女性の言葉を紹介)。この言葉をどう受け止めねばならないのか。それを考えていかねばならない」(豊田さん)

・「一昨日は東京、昨日は横浜、今日は新潟。明日はベルギーへ飛ぶ。私は、当事者。当事者の言葉を聞いて欲しい。そのために動き回っています」(長谷川さん)
・「モニタリング・ポストは、徹底除染されている。飯館村の(役場前だったか?)ポストは、10人くらいが1日かけて除染を行った。土は入れ替えられた。その数字が全国に発信されてしまっている」(長谷川さん)
・「放射能検査のために牛を屠殺することになった。牛が乗ったトラックを(農家の)おばさんは追いかけ続けた。”こんなこと世の中であんのか、どうなってんだ”と思った」(長谷川さん)
・「102歳のおじいさんが、足でまといになるからと自殺したケースがある。類似のケースは既に起きている。これからも起きてしまうかと心配だ」(長谷川さん)
・「放射能は、浮遊する。除染しても、浮遊してきてしまう。今後、村を離れる、というシミュレーションの検討が必要になってくるのではないだろうか」(長谷川さん)

d0235522_122024.jpg・・・上記は、あくまでトークの内容の、ごく一部の抜粋であることを、ご理解ください。また、参加したとはいえ、私を通しての言葉の伝達になりますので、細部は異なっているかもしれません。この点もまたご理解をお願いいたします。

なお、豊田さんには複数の著書がありますが、直近では『福島 原発震災のまち(岩波ブックレット)』があります。今月11日(予定)には福島を取材した新しい本が出版になるそうです。長谷川さんには『原発に『ふるさと』を奪われて(宝島社)』があります。せひ一読してみてはいかがでしょうか。

(posted by Ben 10people10color)
[PR]

by nonukes_niigata | 2012-03-05 01:02 | 2012年3月コメント | Comments(0)


<< 脱原発掲げ韓国「緑の党」誕生 ...      柏崎市長、条件付きで再稼働容認... >>