*2月26日に開催された いのち・原発を考える新潟女性の会 第10回学習交流会 にて入手した『
永遠の未完成 どうする原発?・抄』② からの抜粋です。
2011年4月の風景(1)
捨てられる牛乳は 誰かの涙
捨てられるホウレン草は 誰かの悲しみ
捨てられるコウナゴは 誰かの悔しさ
汚された海は 涙
汚された空は 悲しみ
汚された大地は 悔しさ
村は
数百年 数千年の息づかいを
根こそぎ うばわれて
さまよい
静まりかえった
家々の上を 田畑の上を
港の上を 学校の上を
汚された風だけが 吹きすぎていく
誰が!
のどもとに突きあがる憤りを
ぼくは あわてて
胸につき返す
オレたちなのだ
『永遠の未完成 どうする原発?・抄』②、桑原正史、2011年10月。p-15より抜粋。
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永遠の未完成―どうする原発?ブログ
(posted by Ben
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