いのち・原発を考える新潟女性の会 第69回学習交流会
テーマ: 国と東電は、暮らしを奪った責任を認め、償ってください~福島原発被害救済新潟訴訟と3つの地裁判決~
ゲストスピーカー: 佐藤尚志さん(福島原発被害救済新潟弁護団 弁護士)、菅野正志さん(福島原発被害救済新潟裁判 原告)
2012年12月、原発事故避難者18世帯40人が福島地裁に提訴して以来、被害救済を求める集団訴訟は全国23地裁に広がり、原告は12000人を超えています。
新潟地裁の集団訴訟は2013年7月にスタートし、原告数は807人におよんでいます。
「いのち・原発を考える新潟女性の会」は、先頭に立って国と東電の責任を追及する原告の方々をせめて応援したいと、裁判の傍聴を続けています。
現在、裁判は原告本人尋問が続いています。傍聴の度ごとに、原告の方々が原発事故でそれまでの暮らしを根こそぎにされ、どれだけ苦しい状況を強いられているか思い知らされます。お一人、お一人、状況は異なるのですが、事故を防ぐ努力を怠った国と東電の無策・無責任を押し付けられ苦境に立たされている苦しみ、怒りを共有しながら、原告の方々は忍耐強く闘っておられます。
今回は、原告807人を支える弁護団の佐藤弁護士に新潟訴訟と今年出た3つの地裁判決について、原告の菅野さんに裁判で訴えたいこと、これまでの裁判を振り返って思うこと等を話していただきます。
今年最後の学習交流会となります。佐藤弁護士、菅野さんのお話しを伺い、福島と共に活動を続ける希望と決意を来年につなげたいと思います。
ご参加をお待ちしています。
日時: 12月17日 (日) 13:30 - 16:00