いのち・原発を考える新潟女性の会 第67回学習交流会テーマ: 「柏崎刈羽原発 緊急時対策所?」
原子力規制委員会は、適格性を確認したり、審査書案とりまとめを2回にわたって審議したり、慎重さをアピールしながら、着々と作業を進め、パブコメ募集にこぎつけました。
「人と環境を守ること」という規制の権限の根拠は、2013年審査開始直後からゆらぎ、今はもう風に吹かれて飛んで行ってしまいそうです。
今回は、6,7号機の緊急時対策所の”ドタバタ変更劇”の経過を追い、東電と規制委の審査への対応の問題をえぐりだし、緊急時対策所の有効性を市民目線で審査しようと意気込んでおります。
例えば、関連の審査会合の議事録を読んでいると、バカバカしくて思わず笑ってしまうようなところもあるのです。
審査会合なのですから、規制基準という法的拘束力を持つ”ものさし”できちんと審査し、”ものさし”から外れるものはダメとなるのが”社会の常識”だと思うのですが、規制委員会審査はそうはなりません。
更田委員長は「技術的審査について自信がある」と言ったようですが、私たちを説得することについての自信はどうでしょうか。
パブコメ募集期間は11月3日までです。今回の学習交流会をパブコメ提出の一助にしていただけるよう、準備したいと思います。
日時: 10月29日 (日) 13:30 - 16:00
会場: クロスパルにいがた 4階 402講座室 (新潟市中央区礎町3ノ町2086 TEL025-224-2088)