いのち・原発を考える新潟女性の会 第50回学習交流会
[内容] 井戸謙一さん講演会 「高浜原発仮処分決定の意義」
3月9日、大津地方裁判所は関西電力高浜原発3、4号機の運転差し止めを命じ、史上初めて司法が運転中の原発を止めました。
今月は、その裁判の住民側弁護団長、井戸謙一さんにおいでいただき、”いのちとびわ湖を守る”ために差し止めを求めた原告住民の主張や思い、裁判の経過や意義等についてお話しいただきます。
井戸謙一さんは、金沢地裁の裁判長であった2006年に、北陸電力・志賀原発を「想定を超える地震動で炉心溶融事故が起き、住民被ばくの可能性がある」として運転差し止めの判決を申し渡しました。判決は2審でくつがえり、福島原発事故の前年2010年に最高裁で住民側敗訴となりました。
大津地裁の判決の内容は、柏崎刈羽原発にも関わります。「今回の決定によって、多くの市民の声と司法の正義が共鳴することで、多くの人が希求する安全、安心な社会を実現する道筋が見えてきた」(岩浪書店”世界”5月号)と語る井戸さんのお話しをぜひお聞きください。
日時:5月29日 (日) 13:30 - 16:00
場所:クロスパルにいがた 4階 映像ホール (新潟市中央区礎町通3ノ町2086)
参加費:500円 (資料代)
主催:
いのち・原発を考える新潟女性の会
(posted by Ben
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