No nukes! Niigata!

nonukesngt.exblog.jp
ブログトップ
2011年 11月 02日

経産省前の座り込みに参加して

とある用事で東京へ行く機会があり、滞在中の空いた時間を利用して経産省前の座り込みに参加してきました。参加したのは、10月29日に座り込み(午前)とデモ、翌30日に座り込み(午後)です。29日は原発いらない福島の女たち、30日は原発いらない全国の女たちにより座り込みが行われました(原発いらない全国の女たちは11月5日まで座り込みを敢行予定)。

この体験を私なりにレポートしてみます。

東京へ行くのはデモに参加した4月以来でした。その時と同様に夜行バスを利用したのですが、乗車前に同じく4月にも出発する前に利用したコンビニへ寄ると、あの時は商品が殆ど何もなかった店内でしたが今はいつも通りにそれらで溢れていました。もうすぐ震災から7ヶ月、これが時間が経ったということなのだろうか、と自分でも良く分からないまとまらない思いを巡らせながら新潟を後にしました。

d0235522_110451.jpg早朝バスは東京駅前へ着き、まずはその足で経産省前のテント広場を探しに歩きました。探すと白いテントが見つかりました、それは経産省正面入り口のすぐ側の目立つ位置にありました。ここで私は勘違いをしていたことに気付きました。それは、4月に参加したデモの際は経産省の裏?でデモが解散になったのですが、私はそこを正面だと早合点していたようです。正面には大きく経済産業省と記した石がありました。なお、29日はテント広場によるオキュパイ霞ヶ関の49日目でした。

d0235522_1112993.jpgテントの中にいた方々とお話をしてから(大変親切な方々でした)、見学がてら国会議事堂など周辺を見てきました。国会議事堂は経産省から歩いて5分程の所に位置しています。今回初めて真ん中が議事堂で、向かって右側が参議院、左側が衆議院の建物であることを知りました。

9時過ぎに周辺の散歩からテント広場へ戻ると、そこには既にたくさんの女性を中心とした人々やメディアの人々が集まっていました。私は参加者名簿やいくつかの署名に記名をした後(これらは強制ではありません)、d0235522_1123836.jpg座り込みを開始しました。座った場所は正面入り口前です、29日は少し寒かったように記憶していますが、晴れの日で正面側は日差しも入り、比較的?快適に座ることができたと思います。印象としては、とにかく様々な人々が色々なスタイルで座り込みをしていました。外国人の姿もありました。老若男女問わず、数百人が座り込みを行いました。座り込みに参加した人々はもちろん福島の女性や首都圏在住の人々が多かったと思いますが、全国からの参加があったそうです。遠くは北海道や九州から駆け付けた人々もいたと耳にしました。
ちなみに、私は使用する機会がありませんでしたが、トイレは平日であれば経産省のトイレを利用しているそうです。週末や休日は、近くのコンビニや日比谷公園の公衆便所が使用可能だと思います。

なお、新潟のデモではおなじみの、ハイロアクションの方だと思うのですが(十日町の方々?)、朱鷺による歌と踊りのアクションがあったことを記しておきます。また、デモクラシーナウ!31日の報道を見る限りアイリーン・スミスさんの姿もあったようです。

d0235522_1144443.jpg12時になりデモが日比谷公園からスタートしました。東京の地理が良く分からないのですが、日比谷公園~東電前~銀座~神田(終点の公園から徒歩4、5分でJR神田駅でした)を1,000人程が練り歩きました。やはり東電前では一番の怒号が響き渡りました。参加者は皆が一様に東電が視界から去るまで懸命に叫び音を鳴らし、睨み付けることを止めませんでした。
なお、列の先頭はもちろん福島の女性達です。「怒 福島隊」「恕(じょ) 福島隊」という非常に強いメッセージを持つ彼女達の幟を見ると、d0235522_1153155.jpg胸が締め付けられる思いがします。それは沿道にいるおそらくは週末の買い物で賑わう人々も同じ思いだったのではないでしょうか。彼ら彼女らの中には、コールに合わせて声を上げたり手拍子をしたり頷いたりする人々が大勢いました。こういった反応は、早く福島の人々を避難させて欲しい、原発を全廃にして欲しい、という福島の女性の、全く自然で当然の思いに賛同する人々が多いことを、この問題についての関心の高まりを、日本の首都である東京で私に垣間見せるものでした。それはもしかすると、最近都内でも高い線量の地点が確認されたというような、日常生活にd0235522_1165184.jpg直結するが故に関心の度合いが増した、というような要素もあるいはまたあるのかも知れません。いずれにせよ、このような一連の抗議アクションとその関心の高まりの一方で、政府や東電の対応は今だ納得できるものでは決してなく、そうであるが故に、多くの人々の生命と安全に対しての少しでも早い対応を求めて、より大きく圧倒的な世論の形成を求めて今声を上げることの重要性があることに改めて気付かされます。
終点である公園まであと横断歩道1つというところに先導のワゴン車が止まっていて、その脇に福島の女性数人が立って参加者へ感謝の言葉を述べていました。そこにいた数人の彼女達全員が号泣しながら涙が止まらない状況の中でありがとうを伝えていました。あまりにもたくさんのやりきれない怒りや重い悲しみが胸の中で体全身の中で交差しているのでしょう、d0235522_1194723.jpgそのこと自体を想像するのは難しくないのですが、その度合いを推し量ることはあまりにも難しいことのように思われました。私はこの光景を目にした時に抱いた感情を的確に表すことのできる言葉を非常に残念ながら知りません。
ただ、とにかくできることを少しでも良いからひたすらにしていきたいと強く思いました。

30日は15時から終了予定の18時まで参加しました。俳優の山本太郎さんの姿がありました。d0235522_1224484.jpg山本さんはこの日ほぼ丸一日参加されていたようです。私が座っていた際には、メディアのインタビューに答えたりマイクを持ってこの問題について盛んに訴えていました。この日の天気は曇りで、時間帯によっては少し雨が降ったせいもあり肌寒く人数は29日よりも少なめでした。ただし、私が座る前の時間帯はそうではなかったのかも知れません。なお、29日もそうでしたが、飲み物やお菓子、果物をいただきました。この活動に賛同する全国の(世界の?)方々からテント広場宛に様々な物資が届いているようです。ちなみに私がいただいた煎餅は新潟のものでした。
d0235522_1242441.jpgこの日は当ブログで既に紹介した通り、日本とベトナムの国旗が霞ヶ関~国会議事堂周辺だと思うのですが、このエリアの多くの場所で掲げられてました。これは原発のベトナムへの輸出に強い関連があるのだということで、あきれると同時に強い怒りを覚えました。この輸出に向けた政府の動きは非常識で全くナンセンスです、そして原発を巡る政府の意図が明らかに見て取れます。これは頑なに反対する必要があるものです、1人でも多くの人々が声を上げ反対を唱える必要があると思います。インターネット上では反対の電子署名ができるサイトがあるようです。

箇条書きでまとまりもなく申し訳ありませんが、ここをレポートの終わりとさせていただきます。

(by Ben 10people10color)
[PR]

by nonukes_niigata | 2011-11-02 01:25 | 2011年11月コメント | Comments(0)


<< 九電「地元の了解、ある意味必要...      11.7 「原発と放射能」武本... >>