No nukes! Niigata!

nonukesngt.exblog.jp
ブログトップ
2011年 09月 20日

「ボクが東電前に立ったわけ(園良太さん)」 を読んで

「ボクが東電前に立ったわけ」(園良太著、三一書房、2011年)を読んだ感想を書きます。

d0235522_13435422.jpg以前当ブログに「デモ(2011年8月コメント)」というタイトルでコメントをしましたが、私が東電前での抗議行動を最初に知ったのはIWJによるUST配信によるものでした。
「ボクが・・・」を読む限り、最初の東電前行動は3月18日に行われたようです。なお、18日の開始当初集まったのは3人だったそうです(当日、最終的には12人が参加。p-57~58)。ちなみに私が「デモ」にてコメントした3月20日の行動は、第2回目の行動に当たるようです(p-60)。

昨日の「さようなら原発 5万人集会」報道を見ても分かるように、脱原発の声は大きくなってきています。東電前の行動もまた同様です。園さんが3月に始めた東電前での行動は、今では 東電前アクション へと発展し、脱原発や政府・東電へ責任追及の声を大きく上げています。

本書は、3.11以降これまでの(注:本書では8月頃まで)園さんの行動を、園さん自身が思いを交えながら綴っていくという内容になっています。また、時系列的に話が進められていることから、3.11以降の脱原発への動き(少なくともその1つ)を知る意味においてとても興味深い内容になっていると思います。

なお、本書は1字1字が大きく頁数も143頁とさほど多くないことからとても読みやすいと思われます(コラム・インタビュー掲載もあり内容は大変濃い)。価格は1,200円+税となっています。

すぐには「地震=原発が危ない」というふうに結びつかなかった園さん(3月11日時点 p-9)が、翌12日の菅首相の会見と、同時間帯に配信された原子力資料情報室のUSTREAM生放送による解説を同時に見たことにより、 政府や東電が「大丈夫」と言えば言うほど、ウソ臭く思う (p-16)という、政府・東電に対する違和感/不信感が生じた過程が良く分かります。

また、本書では園さんの様々な思いや問題意識が、繊細かつ実直な言葉で綴られています。
原発を止めるには国際連帯が必要で、外国人を差別し「日本を守れ」とだけ主張する「排外主義」は、反/脱原発とは根っこから矛盾し相容れないと考えています(p-118)。

これを機会にぜひ一読されてはいかがでしょうか。

d0235522_13451751.jpg著者紹介(巻末より転載) : 園良太(その りょうた)
1981年生まれ、フリーター。2002年からイラク反戦運動やフリーター全般労組などに参加。2011年3月18日から東電前で仲間と抗議行動や申し入れを始める。現在は「東電前アクション」に発展。2008年「麻生邸リアリティーツアー」を仲間と企画、不当逮捕される(国賠訴訟中)。他に「沖縄を踏みにじるな!新宿ど真ん中デモ」「ヘイトスピーチに反対する会」などに関わる。共著編に『フリーター労組の生存ハンドブック-つながる、変える、世界をつくる-』(大月書店)。ブログはこちら。ツイッターはこちら

(by Ben 10people10color)
[PR]

by nonukes_niigata | 2011-09-20 13:55 | 2011年9月コメント | Comments(0)


<< 10.16  『チェルノブィリ...      ブログ さようなら原発in新潟 紹介 >>