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2011年 09月 20日

新潟市議会傍聴 風間ルミ子議員の質疑応答

1:東京電力福島第一原子力発電所事故に関して
 (1)原発事故が明らかにしたもの
   ア)原発事故は他の事故には見られない異質な危険があると思うがどうか。
   イ)現在の原発は本質的に未完成で危険なものだと考えるがどうか。
   ウ)世界有数の地震、津波国である我が国に原発を集中立地することは
     極めて危険であると思うがどうか。
   エ)原発の安全神話を広めた大手マスコミの責任は大きいと思うが、
     マスコミ出身の市長の見解は。
 (2)安全な原発などあり得ない。市長は『原発は縮小せざるを得ない』との認識だが、
    市民の命と健康、暮らしを守るため、受け身ではなく原発からの撤退を明言し行動
    すべきではないか。
 (3)放射能汚染から子供と市民の健康を守るために
   ア)市内小・中学校、幼稚園、保育園に放射能測定器を設置し、
     もっときめ細かく放射線量の測定と公表を行うべきではないか。
   イ)市内小・中学校、幼稚園、保育園や通学路、公園など、子供が近づく場所、
     側溝などホットスポットになりやすい場所の空間
     線量はもとより、土壌汚染など長期にわたる大規模な放射能調査を実施し
     放射能汚染の実態を公表すべきではないか。
   ウ)汚染程度が高いところが判明次第、直ちに除染作業を行うこと。
     乳幼児、子供、妊婦の被曝を最小限に抑えるために、学校、幼稚園、保育園、
     公園、産院などの関連施設や通学路の線量低減・除染を優先的に行うべきではないか。

など、長くなってしまいましたが上記の質問に対して一括して篠田市長が答弁されていました。
下記は篠田市長の答弁をメモから文字起こししたものです。

  福島第一原発の安全性は不十分であり、
  放射能の処理や国民への負担の大きさを再認識した。
  今後、地震津波などの災害に対処できるよう努める。
  原発からの撤退については国のエネルギー戦略を受け、その動向を注視しながら
  長岡市、上越市などと連携していく。
  除染などに関しては県の対処を例に挙げ、
  空間線量は通常の範囲内に収まっているところが多く、
  すべての施設への線量計の設置は考えていない。
  汚染程度の高いところはわかりしだい対処していく。

大まかですがこのような答弁でした。
そして風間氏の再質問。
『しっかりとした回答をいただけていないと思います。
 せめてマスコミの責任撤退についてもう一度おねがいします』
再度篠田市長
『マスコミについてはそういった側面はおおいにあると思いますが、
 新潟日報出身の自身の経験としては、巻原発の住民投票による建設中止に
 一役かったと自負していて、一概にどうだこうだというつもりはない。
 撤退については、今は心を明かすときではないと思っています

以上。
僕が一番違和感を持ち、腹がたったのが最後の答弁『今は心を~』の際に
議員席一帯から笑い声が起こったことです。
まるで意識が低いとしか思えませんでした。
しっかりと答えるようにヤジがとんでもおかしくないとは思いませんか?
みなさんはどうお感じになられますでしょうか。
僕は事故から半年経ってこの内容ではとても評価できません。
世界が注視する事故に対する議論とはとても思えません。

事故は隣の県で起こり、新潟県には世界一の原発があります。
そして新潟市は県と同等の権限を持つ政令指定都市です。
今の新潟市の動向は今後の日本において、
世界においてすらとても重要であることは間違いないと思います。
先日の市議会を傍聴するかぎりでは、
議員のみなさんはそのことを実感されていないように思います。
半年経ってこれか。
それが素直な感想です。
各地区から選ばれ、おそらく学歴も高く、
地元の信頼の厚い方々ばかりのはずなのでしょうが。。。

(tsubo23)
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by nonukes_niigata | 2011-09-20 00:33 | 2011年9月コメント | Comments(1)
Commented by 10people10color at 2011-09-21 15:35 x
「今は心を明かすときではない」のなら、一体いつが心を明かすにふさわしい時なのでしょう。新潟市は今では80万弱の人口を抱える、政令指定都市という(実質的に県と同等な権限を有する)大都市です。新潟市という立地性、歴史性、また現在市を取り巻く状況から考えても、「心を明かす」必要が喫緊の問題としてあるのではないでしょうか。新潟市長には、ぜひ独自の、もしくは県知事や周辺市町村長などと具体的な連携を図りながらの、主体的な意見の表明及びそれに基づく取り組みが展開されることを期待します。また、私たち市民がそのような方向に一刻でも早く進むように声を上げていくことが非常に大切だと思います。


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