「
柏崎刈羽、あすストレステスト開始=年内の完了目指す―東電」(WSJ日本版 9月8日)
東京電力は8日、新潟県の柏崎刈羽原発1号機と7号機のストレステスト(耐性評価)を9日に開始すると発表した。年内の完了を目指す。2007年の中越沖地震で停止中の2〜4号機についても順次実施する。来夏の厳しい需給状況を見据え、再稼働の条件となる評価を早期に終えて地元自治体や住民に安全性をアピールしたい考えだ・・・
このテストは一体「何が目的で」行われるものだろう。
地元が、新潟県知事が、福島原発事故の検証なしには(少なくとも)柏崎刈羽原発の稼動は絶対にあり得ないと明言しているというのに。
つまり、実質的にこの原発はもう二度と稼動することがないのだということをなぜ分からないのだろうか。
電力が余っていることは周知の事実であるというのに。
あまり指摘がないように感じるは気のせいだろうか、今年は十分暑い夏だったように思われる。
しかしそれでもこの状況下において東電の電力供給量は融通できるほどに余っていた。
「この状況下」一体東電のどこにテストできるほどの余力があるのだろうか。
これは一体何なのだろう。
いや、テストには税金が投入されるのだろうか。
仮にそうだとすれば、あまりにもナンセンスだ。
いずれにしても、これはナンセンスのナンセンスであることに変わりはないだろう。
一体どれほどのナンセンスがこれまでに積み重なり、また積み重なっていくのだろう。
(by Ben
10people10color)